友廣裕一

これまで医療や福祉とは遠い世界で生きてきたけれど、
ひょんなことからコミュニティナースの取り組みに出会うことになった。
現場を訪ねるたびに、彼らの自然でありながらも、とても愛のある関わりにハッとする。
そこには関わる人も、そしてコミュニティナース自身にも、自然に心から笑ってるんだろうな、という表情がある。
いつしかナースという存在を職業人として、がちがちの固定観念で見ていたことに気づく。
同時にナース自身も、自己犠牲を美徳とした役割を演じないといけない、と思っている人が多いんじゃないかな。
それは仕方ないし、必要な側面もあると思うけど、行き過ぎるとその関係は誰も幸せにしない。
ナースも人なんだから、喜怒哀楽があって当然。
それをちゃんと認めて、一人の人間として幸せに生きていてほしいという願いが、
コミュニティナースの根っこに込められている気がしている。
だって、表情を押し殺して無理して笑ってる人より、心からちゃんと笑えている人に関わってもらった方が、
あなたも幸せでしょ?という、ぼくらへのメッセージとともに。
彼らの存在は、なかなか説明が難しい。なぜなら、それは新しい役割だから。
旧くて新しく、どこか懐かしいけど、ありそうでなかった役割だから。
ただ、そこには決まりきった定義はなく、みんなが考えながらその役割をつくり出している、というのがすごいところ。
既存の型に囚われず、みんな試行している。
ちゃんと自分も笑いながら、笑顔をつくっていくという役割を、各々が日々転んだり立ち上がったり
を繰り返しながら実践し続けている。
もちろん地域の人と一緒になって。
こんな役割が、あたらしいふつうになりますように。
これからも微力ながら応援していきます!
友廣 裕一

コミュニティナースよりご紹介

地域との向き合い方って、結局は人との向き合い方。
それをありありと示してくれたのが、友廣さんです。
コミュニティナースが人との関わり方を学ぶなら、この人から学びたい!そう思ってお願いしたのが2年前。
何十もの日本の地方を巡り、寝食を共にしながら地域の人と関わってきた友廣さん。
人との向き合い方は日に日に豊かに更新され、わたしたちにケアし合うという関係の大切さと、その力を教えてくれます。
その学びを広く共有する仕組みを整えていくこともご一緒する仲になれたこと、本当にうれしいです。
これからもどうぞ、宜しくお願い致します。
Community Nurse Companyでディレクターも努めてくださっている友廣裕一さんの会社 

一般社団法人つむぎや:http://tumugiya.org/