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【修了生インタビュー】自分の思いや動き方が間違っていなかったと、自信を持てるようになりました。

コミュニティナースプロジェクト第6期修了生 佐藤 智子(看護師)

 

◆自己紹介
横浜市在住で訪問看護師をしています。3人の子育てと訪問看護を通して、地域での自分の役割を考えるようになりました。
今は自分が住む団地がコミュニティナースとしてのフィールドの中心です。
その他に週末を利用して、区と協働の交流ステーションで地域の情報を発信していく活動、「”手しごと”をテーマに、”人と人のつながりをひろげていく”」をコンセプトにしたマルシェでの活動、鎌倉市の共創プロジェクトなどに参加しています。

 

◆コミュニティナース活動を始めるに至ったターニングポイント
私が訪問看護を始めて3年目を過ぎた頃、一通り、制度上の訪問看護というものが分かってきました。
その時、「訪問看護で関わっていない人たちはどうしているんだろう。私のステーション近くの大規模団地からの依頼が来ないな」と感じ、経済的に困窮している方や、制度やサービスを知らない方がどのように生活しているのか、と疑問に思い始めたことが地域に目を向けるきっかけになりました。

 

私も同じような団地で生活しており、自分の住む団地で訪問看護を利用していない方々と接するうちに、そのような方々がどのように支えられ生活しているかが見えてきて、サービスを利用しなくても地域で共に支え合って生きていける方法はないか、とアンテナを張り始めました。

 

そんな時に秋山正子さんがされている「暮らしの保健室」を知り、これを私が住む団地でもやりたいと思ったのが、コミュニティナース活動を始めることになったターニングポイントです。

 

また重なるように、私自身や私の子どもが、地域の方々に見守られ支えられていると気付き、感謝を感じると共に「私は地域の方々に何ができるんだろう」という気持ちが生まれてきました。

 

◆受講動機
今年に入り、鎌倉に住む親戚宅の離れを借りて暮らしの保健室を開けるかもしれない、という話が舞い込んできました。鎌倉は私たち夫婦にとって思い入れのある土地で、親戚からも「鎌倉の人のために、ぜひ活動場所として利用してほしい」と、話をいただきました。

 

でも、私たちはその場所で生活している訳ではないので、実際に鎌倉の土地に入っていくには下準備と人脈作りが必要だと思いました。色々調べる中で「鎌倉共創プロジェクト」という、鎌倉が好きな人たちがよりよく暮らすために様々な取り組みをしている会に出会い、「これだ!」と飛び込みました。

 

そのプロジェクトの中で、コメディカルだけでなく、NPOを立ち上げた方や議員の方など様々な方々と出会い、地域に入り活動することについて考えを深める中で、コミュニティナースの認知度がこういった方々の中で高まっていけばより地域に浸透していくに違いない、と思い始めました。

 

実際にプロジェクトの最初の挨拶で、暮らしの保健室やコミュニティナースなど私のやりたいことや興味のあることを話したところ、みなさん好意的に受け止めて下さり、鎌倉市長からも直々に、ぜひ活動してほしいとお話をいただきました。それが今年の1月〜3月の出来事で、これはもうコミュニティナースプロジェクト第6期が開催されたら参加するしかない、と強く思うようになりました。

 

◆受講してから戸惑ったこと
受講1日目、他の受講生の活動や熱意、講座の膨大な情報量に圧倒されて不安を抱きつつ、同期のみんなを尊敬の眼差しで見ていました。人と比較してしまう性格もあるのですが、こんなすごい人たちの中で自分自身の目指すところを見つけていけるのだろうか、逆に見失ってしまうのではないかと不安でした。

 

しかし、ナビゲーターセッションを繰り返す中で、その不安は払拭されていきました。不安に思っていることを吐露しても、絶対に否定せず受けとめ、ポジティブに転換させていってくれたのです。そして「自分自身でも気付いていない自分」に気付かせてくれました。それがとてもプラスになりました。

 

セッションが無かったら、モヤモヤしたままで終わっていたと思うし、気持ちの面で置いていかれていたと思います。「やってみなよ」と同期の受講生やナビゲーター、事務局メンバーにそっと背中を押してもらったり、雲南市でのフィールドワークでもさりげないフォローをしてもらいながら、たくさんの学びを得ました。

 

◆受講を通しての変化
私がコミュニティナースプロジェクト第6期で、受講前から受講後まで一貫して持ち続けた根本的な思いは「当事者のみではなく、周囲の人もその人を理解し、安心して元気に暮らせる場づくりをする」ことでした。受講を通して、その思いや、地域での自分の動き方が間違っていなかったと、より自信を持てるようになりました。

 

受講当初は、周りの受講生に圧倒されて「自分に何ができるんだろう」「自分がどう変化できるのか」とモヤモヤがくすぶっていましたが、最終的には「あぁ、今まで私がやってきた事をそのまま続けていけば良いんだ。間違ってなかったんだ。これが今の私にできるベストなんだ」と確信に変わったことは、大きな収穫であり変化でした。

 

受講したら「新しく何かをしなきゃいけない」「コミュニティナースとしてこうしなければいけない」と思い込んでそれを最初の方は探していましたが、私自身が持っていた地域住民へ向ける目、見守る目を変えなくて良いんだという確信を得ました。

 

さらに変化したことは、「人との協働がうまくできるようになった」「とにかく色んな人と話せるようになった」という面でしょうか。団地の夏祭りでも、関係構築を丁寧に進めながら、住民さん同士で熱中症への予防や対処ができるように情報提供し、みんなで見守り合う仕組みを自然に作る事ができるようになりました。

 

講座修了後には、新しい取り組みをしなくてはいけないと思っていましたが、自分の住んでいる地域からできる一歩を確認できたことが、私らしいコミュニティナースプロジェクトでの発見であり、実践だったと思います。加えて、自分を変化させる色んなきっかけや人との出会いがあり、視点や活動の場所を広げることもできました。

 

 

◆受講を検討している方へのメッセージ
他の人の意見や話、アドバイスを聴こうという姿勢を持っている方や、自分の思いを他人に伝える事が出来る方にお勧めします。話し上手でなくても大丈夫。伝えたい!という気持ちがあればOK!

また、受講する際は、自分の理想や願望を固め過ぎない方が講座を通して柔軟に自分が変化していくと思います。

 

ネガティヴな気持ちがあっても、自信が無くても、ポジティブに転換させ、自信を持たせてくれる人たちが、講座の同期や関係者にはたくさんいます。もう何年も付き合っているかのような、ソウルメイトのような関係性を築くことが出来ることをお伝えしたいです。

 

とりあえず自分の考えていること、感じていることを思い切って話すことで、どんどん自信がつき、初めの一歩に、そして行動に繋がりますよ!

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●コミュニティナースプロジェクトとは?
座学とフィールドワークを通じて、住民のすぐ隣で生きがいや健康をサポートする
「コミュニティナース」への第一歩を踏み出すためのプログラム。

応募要項:http://community-nurse.jp/let

応募期間:2018年9月14日~10月5日
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