よくいただくご質問


 

コミュニティナースに関する、よくいただくご質問を掲載しています。

 

Q1.コミュニティナースは、なぜ暮らしの中で関わっていくのですか?
Q2.
コミュニティナースは、なぜ「楽しい」を活動のキーワードにしているのですか?
Q3.
地域で活動する自治体や医療従事者とコミュニティナースとの違いは何ですか?
Q4.
コミュニティナースは、看護資格が必要ですか?
Q5.コミュニティナースプロジェクトのこれまでの実績を教えてください。
Q6.
コミュニティナースは、どうやって収入を得ているのですか?    
Q7.コミュニティナースの実践をはじめるには、どうすればよいですか?

 

Q1. コミュニティナースは、なぜ暮らしの中で関わっていくのですか? 

A. 1947年に採択されたWHO憲章では、前文において「健康」を次のように定義しています。「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」。コミュニティナースは、暮らしのそばで地域の人たちと一緒につながりを育むことで、健康な毎日を一緒に作り出します。そして誰もが誰かの健康・元気を応援できる社会を目指しています。

(参考)コミュニティナース宣言(https://community-nurse.jp/sengen

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Q2. コミュニティナースは、なぜ「楽しい」を活動のキーワードにしているのですか? 

A. 社会的健康は、嬉しいや楽しいを起点にした繋がりから生まれるものであるため、このキーワードを大切にしています。一方で、健康への関心が薄い方や、仕事や子育てなどで時間がとれない方にも出会っていくために、医療の枠組みに捉われない楽しい場をつくることや、住民サークルやお祭りなどすでにまちにある楽しい活動に入っていき、一緒に活動することを大切にしています。

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Q3. 地域で活動する自治体や医療従事者とコミュニティナースとの違いは何ですか? 

A. コミュニティナースは実践のあり方なので、自治体や医療従事者もその役割を担っている例もあります。自治体や医療福祉の方々もまちの一員として連携しながら、地域の実情にあわせて、多様で自由な実践を行っています。

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Q4. コミュニティナースは、看護資格が必要ですか?また、専門資格ですか? 

A. コミュニティナースは、資格や認定を必要とするものではありません。「看護」の本来の役割は、「人が持っている力を引き出し、より健康で、より幸福な暮らしを支えること」であり、コミュニティナースもその本来の役割を、社会の中で誰もが実現することを目指しています。さらに、まちの中で地域の人たちと関わり合い、共に生み出すあり方を指しています。

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Q5. コミュニティナースプロジェクトのこれまでの実績を教えてください。 

A. 2016年に第1期を開始し、2023年2月現在700名以上が講座を修了し、実践家として活動しています。実際にコミュニティナースの活動が地域の健康や幸福にどのような変化を生みだしているかについては、修了生や住民の方々、行政、研究者など様々な人と一緒に検証をしています。 初期の頃の受講者は看護師が約9割となっていましたが、医療福祉に限らず多様な方々の地域での実践を広げるため、医療福祉分野の資格保有者に限らず募集しています。

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Q6. コミュニティナースを実践する人たちの主な収入源について 

A. 収入源はさまざまです。郵便局の方や企業の方がコミュニティナースの実践を行うケースもあり、その地域やその人の実情に併せて、それぞれの実践と収入を得ています。地域おこし協力隊などの予算を活用した自治体による雇用のほか、医療機関や一般企業、NPOなどに雇用されるケースが増えてきています。また、フリーランスとして複数のプロジェクトに参加したり、地域振興や農業、福祉などの領域で自ら事業を立ち上げるケースもあります。

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Q7. コミュニティナースの実践をはじめるには、どうすればよいですか? 

A. コミュニティナースの実践は100人100通りです。きょうからまちに出て実践することもできますが、「何から始めればよいかわからない」「すでに実践しているが活動のヒントがほしい」という方に、「コミュニティナースプロジェクト」の講座をご案内しています。

(参考)コミュニティナースになろう(http://community-nurse.jp/let

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