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【修了生インタビュー】地域のニーズは地域の人に聞く。これが大事。求められていないことをしても意味がない。


コミュニティナースプロジェクト第6期修了生 青木 創治郎さん(看護師・一般社団法人ユニバーサルケア代表理事)

◆ふだんの活動
訪問看護ステーションの管理者兼代表 コミュニティスペースの運営・企画・管理
ユニケア訪問看護リハビリステーション代表 https://uni-care.life/

◆コミュニティナースを知ったきっかけ
たまたま知り合った方に自分がこれからやりたいことを熱く語っていました。するとその方は「コミュニティナース3期生」で、「それならコミュニティナースの研修に行った方がいい」と勧められたことがきっかけでコミュニティナースを知りました。
 

◆受講に至った想い
訪問看護師をしている中で抱いた思い。
それは、なぜもっと早く患者さん・利用者さんに介入できなかったのだろうか?という事例が多いことです。

・出会えた時点でほぼ手遅れで2日後に亡くなる方。
・訪問したらゴミ屋敷で明らかに家族から虐待を受けている方。
・認知症が重度にも関わらず医療機関に全く受診していない方。
などたくさんの事例を目にしてきました。

ほとんどの事例で「もっと早く出会えていればここまでにならなかった」ということが多いのです。

介護保険や医療保険の限界を感じ「もっと地域から気づける仕組みはないかのか?」と感じていました。

そんな折に「コミュニティナース」という活動をしている方々の存在を知りました。その方々は「元気なうちから住民と知り合い、心と身体の健康と安心を住民と一緒に作る」という理念で活動していました。

ある活動例では、その地域に一番人が集まる場所がガソリンスタンドだった為、そこに常駐するコミュニティナースがいます。看護師という鎧を着るのではなく、ガソリンも入れるし会計係もします。そのようなやりとりの中で信頼関係が生まれ自然に健康相談などになるそうです。 実際、そのコミュニティナースのおかげで認知症の早期受診や急変の早期発見にもつながっています。 介護保険サービスや医療保険サービスでは掬えない方々に対して活動しているのです。このような活動を知って「私が探し求めていた仕組み」だと感じてコミュニティナースに参加するようになりました。

 

◆受講してよかったこと
「地域のニーズは地域の人に聞く。これが大事。求められていないことをしても意味がない。」
これを学べたことです。

わたしは「元気な内から知り合いたい」と想いがあったので早速イベントなどを企画して実行しようと思いました。しかし、研修の中で上記を教えて頂き「はっ!」としたのです。あくまで実行しようとしているのは「自分達がやりたいこと」であって「地域のニーズではない」のです。住民に本当に求められることを実行する。その為には調査なども必要になってきます。もちろん、まずはやってみるというコミュニティナースの基本スタンスも大事です。しかし、この言葉を知っているか知らないかで本質的なモノの見方は大きく変わります。 わたしにとってこのことを経験を通して学べたことは本当に良かった点です。

 

◆受講を通しての変化

「強制ではなく、当たり前に自然にが一番いい」という穏やかな気持ちになれたことです。 今ままでは「そのような場所を作らなければ」という言わば使命感のような気持ちで行動していました。 しかし、受講したことをきっかけにして肩の力を抜いて「そのような集まれる場所がカジュアルで自然に存在している」ことが重要なことだと気づかされました。その為、自分も穏やかにゆるい気持ちで地域活動に取り組めるようになりました。