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【修了生の声】自分の思いを言語化にできるようになりました


コミュニティナースプロジェクト第8期修了生 井上咲子(看護師)

 

◆ふだんの活動
福井県にあるオレンジホームケアクリニックへ2018年に新卒で入職後、訪問診療同行、訪問看護、まちで様々な相談に応じる「みんなの保健室」など、様々な場で働いています。
主に現在は、訪問診療で出会う方と幸せや希望について対話を重ね、現状をふまえつつ実現させていく活動をしています。
例えば、病気により歩行・食事・発声を失った男性とその家族とともに、病前、毎年行なっていたクリスマス会を行い、”食べる”に積極的に関わりました。その方にとって、”食べる”とは何か、クリスマス会にはどんな思いがあるのか、地域とつながるとは、家族とは。対話を重ね、必要な医療をツールとして使い実施しました。
・オレンジホームケアクリニック https://www.orangeclinic.jp/

 

◆コミュニティナースを知ったきっかけ
オレンジホームケアクリニックには、このプロジェクトの修了生が5名います。その先輩方が、生き生きとした表情でコミュニティナースとしての活動を行い、語っている姿を見て関心を持ちました。

 

◆受講の動機
「もう私は、コミュニティ活動をしているから」と受講に対して積極的には考えていなかったのですが、自分の行うコミュニティ活動が言語化できず悩んでおり、自己表現というところを目的に参加しました。

 
◆受講してよかった点
同じ時期に受講する仲間ができたことは、一生ものだと思います。お互いの今のフィールド、これからの志を共有することでモチベーションが高まりました。
ナビゲーターセッションでは、惜しまず相手を褒めること、そして仲間から吸収することで高め合うことができました。

 
◆受講しての変化
自分の思考が言語化できるようになりました。
今までは、直感で動くことが多く、今の自分の活動を言語化することに苦しんでいました。
研修で配布されるワークシートを使用しながら、思考のプロセスをナビゲーターセッションや自己との対話を通して整理することで、「今、自分がどんなところに情熱を注いでいるのか」「どんな思いで行動に移しているのか」を明確にすることによって、発信のスキルを向上させることができたと感じています。

 

◆こんな人にプロジェクトをオススメしたい
直感で動いているんだけど、それって自分にどんな思いがあって行動に移っているのか、また、どんなきっかけが自分を動かすのかを言語化したい方に勧めたいです。

▲訪問看護に伺っている女性の押し絵の個展を行いました

▲新しい健康の概念である”ポジティヴヘルス”について学ぶため、オランダ視察に行った時の様子