【修了生インタビュー】実践そのものを楽しむ、という原点に立ち返ることができました。
コミュニティナースプロジェクト第9期修了生 中野知美(看護師、保健師)
◆ふだんの活動
病院の地域連携相談室に地域医療コーディネーターとして在籍し、コミュニティナースとして地域に出ています。
具体的には、コミュニティバスに乗車して配食サービスへの同行や、地区の集いに参加しバイタルを測りながら健康相談を行っています。また、外来で気になっていた方のお宅を外来ナースとふらりと訪ねたり、まちで出会った退院後の方の生活の様子を担当者と共有するなど院内へのフィードバックも行っています。最近はケアマネや訪問看護から相談を受けるようになりました。今後、退院後の方を地域につなげるために、院内で100歳体操の導入を検討しています。
◆コミュニティナースを知ったきっかけ
勤務先の病院長がコミュニティナースの書籍を紹介してくれたことがきっかけです。それまでは、地域で働くコミュニティソーシャルワーカーが自分のしたい仕事に近いと感じていました。
◆受講動機
コミュニティナースの書籍を読んで、これぞまさに看護の専門性を活かしたナースの仕事だ、と思いました。また、働き方改革、潜在看護師の活用、地方の過疎化・高齢化に光をあてる可能性を感じました。
◆受講してよかった点・受講しての変化
講座はトライ&エラーで進んでおり完成度を求めるものではないので、プレッシャーがなくゆったりした気持ちで臨めました。アクションを重視するスタイルは、実践そのものを楽しむ、という原点に立ち返ることができました。
また、自分自身とじっくり向き合うことができたことで、困った時のアウトプットの大事さに気付きました。問題に遭遇した時につぶやけば周りから色々なアイデアが出るだけではなく、その背景にあるそれぞれの思いも知ることができ、つぶやきは「宝」だなと感じました。
◆受講を検討している方へのメッセージ
不完全燃焼だと感じている人、エネルギーが余っている人におすすめです。
これから受講する方へ。
信じて飛び込んで、どっぷり非日常を楽しんで!出発式には、新しい自分と出会えてる♪
▲この日は、住民さんに「はたまるネット」について説明。様々な健康に関する情報も提供します。
▲高知県看護協会の広報誌「看護こうち」で、コミュニティナース活動について紹介されました。
・看護こうち 146号(2020年1月発行)15P
http://kochi-kangokyokai.or.jp/publics/index/139/
上記よりPDFをダウンロードしご覧いただけます。
・高知新聞でも中野さんについて紹介されています。
高知新聞 2020年01月22日 地域が職場 高知県内初「コミュニティーナース」宿毛の中野さん