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COVID-19パンデミック時のおせっかいによる地域の社会参加について、論文を発表。


2021.08.03

人とつながり、まちを元気にする「コミュニティナース」の育成・普及事業を展開する、Community Nurse Company 株式会社(本社:島根県雲南市、代表取締役:矢田明子、以下CNC)の代表矢田明子は、雲南市立病院地域ケア科部長太田龍一と共著で 「Rural Social Participation through Osekkai during the COVID-19 Pandemic(和訳:「COVID-19パンデミック時の「おせっかい」を通じた地域社会参加)」 の論文を発表し、オープンアクセスジャーナル専門の出版社であるMultidisciplinary Digital Publishing Institute(MDPI)にて掲載されました。

この度のCOVID-19のパンデミック時に重要となる社会的なつながりを再構築するために、日本の伝統的な行動である「おせっかい」を推進することが、地域の人々の社会参加にどのような影響を与えるかを調査したレポートです。

英語版掲載ページはこちら。
https://www.mdpi.com/1660-4601/18/11/5924

 

社会的なつながりを失うと、地域のコミュニティは混乱し、その持続可能性が危ぶまれる。その結果、社会参加が減り、最終的には健康にとって有害な習慣の増加や、うつ病や心血管疾患などの深刻な健康問題が発生する。このように、コミュニティの喪失は、生活の質(QOL)に影響を与える。プライバシー、雇用、文化的多様性の問題は、地方における社会的つながりを弱めている。地域の住民が個人情報を共有したり、お互いに助け合ったりする頻度は、過去に比べて低下している。長年住んでいる地域の住民の移動や新しい人々の流入により、特に高齢者の孤独感が増大している。このシナリオをさらに悪化させているのが、COVID-19の蔓延だ。地域の住民が家庭内での孤立を余儀なくされていることで、地域社会での社会的つながりがさらに低下している。COVID-19がどのように社会参加を減少させ、その結果、コミュニティにおけるつながりを減少させたかを理解することが適切であると考えられる。(和訳本文:はじめにより)

 

この度の掲載に伴い、雲南市立病院地域ケア科部長太田 龍一の監修の元、以下にて和訳を掲載しております。

和訳PDFはこちらをご覧ください。
COVID-19パンデミック時のおせっかいによる地域の社会参加

 

◼️Community Nurse Company 株式会社について
企業名:Community Nurse Company 株式会社
本社所在地:島根県雲南市木次町里方422番地
代表者名:代表取締役 矢田 明子
設立年月日:2017年3月31日
事業内容:コミュニティナースの人材育成、実践支援、研究
URL:https://community-nurse.jp/

◼️本件に関するお問い合わせ先
企業名:Community Nurse Company 株式会社
担当者名:藤田
Email:info@community-nurse.jp