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変化する社会のニーズに合わせ、社会実験を推進する決意を表明。


相互扶助が当たり前に起こるコミュニティを社会実装します。

2023.12.11
プレスリリース

 

1億総相互扶助社会の実現に向けて、コミュニティナーシングの社会実装を手がける株式会社CNC(本社:島根県雲南市、代表取締役:矢田明子、以下「CNC」)は、Community Nurse Companyから社名を変更し、ブランドリニューアルしたことを発表いたします。これにより、「“生きる”を、進化させる。」という新しいミッションを掲げ、コミュニティナーシングを社会実装するスタートアップとして国内外で実験を推進していく決意を表明します。また、本発表に際して、ブランドリニューアル特設サイト(URL:https://cncinc.jp)を公開いたします。

 

◼️新社名

和文社名:株式会社CNC(カブシキガイシャ シーエヌシー)
英文社名:CNC,Ltd.

 

◼️CNCの新しいミッション

「“生きる”を、進化させる。」

私ならできる。あなたならできる。人類が、当然のようにそう信じあい、高めあう景色を目指して。

私たちは、“生きる”を進化させる実験をつづけます。

 

◼️新しいロゴに込めた思い

「”生きる”を、進化させる。」というミッションに込められた思いを体現する存在として、生命力がはちきれんばかりにみなぎり、どんどん大きくなっていく姿をCNCの文字を使って表現しました。

 

◼️ブランドリニューアルの背景と目的

代表の矢田明子が島根県で「コミュニティナース」と名乗り、まちの人との関わりやあり方の実験を開始してから14年、私たちは、人がもっと健やかに生きるために必要なことは何かという問いに向き合ってきました。個人ではじめた活動はチームとなって動き出し、コミュニティナースというそのあり方は、思いを同じくする仲間の力で、全国にひろがっていきました。

この実践的な活動に対して多くの企業、自治体、医療機関などから共感を得、コミュニティナーシング事業への共創パートナーを増やしてきました。これまで、様々なパートナーと共創する中で確信を持てるようになったことがあります。それは、「健やかに生きる」ことというのは、全ての人が持っている力であり、また、全ての人が他者のその力を応援し、引き出すことができるということです。

この「誰もが誰かの元気を応援する」といったコミュニティナースを通じた相互扶助のアプローチは、自治体の施策としても導入され、2020年以降は、企業が自社の組織開発、経営戦略の観点で、コミュニティナーシングを求める動きも出てきています。この社会実装の動きは、日本各地へ、そして国外にまで広がりはじめています。

私たちCNCは、既に始まりつつあるこの大きな変化に向けて、私たち自身の在り方を進化させていきます。その決意表明をするべく、この度のブランドリニューアルに至りました。

 

◼️CNCの新たな3つの挑戦

CNCは、リアルな暮らしの中への実装に向けて、「社会実装の拡張」「人材の拡張」「資金の拡張」の3つの挑戦を続けます。

①社会実装の拡張
主に株式会社や公的機関とコラボレーションする形で各地域の特色を活かし事業モデルケースとして日本中、そして世界に広げます。

②人材活躍の拡張
地域で暮らす人たちや働く人たちがコミュニティナーシングに参与できるよう、人間の機微を高い洞察力で汲み取り、相互扶助的参与を行うことができる人材を育みます。また、そういった相互扶助的参与が起こるようにプロフェッショナルマネジメント人材を育成します。

③資金の拡張
既存の制度的財源ではリーチできないこのような日常の暮らしの中での動きを支え、促進させるに相応しい新しい資金の流れを作り、健やかに生きるための市場を拡張させます。

 

◼️CNCがこれまで推し進めてきたコミュニティナースという挑戦について

コミュニティナースとは、「コミュニティナーシング」という看護の実践からヒントを得てCNCが独自に提唱・普及してきたコンセプトです(商標取得済み)。ナースという名称が入っていますが職業や資格ではなく、誰もが実践できる行為・あり方です。暮らしの身近なところで元気なうちから、『毎日の嬉しいや楽しい』を一緒につくり心身そして社会的な健康やウェルビーイングに寄与します。

 

◼️CNCの新たな挑戦への共感の声

 

◼️株式会社CNC 代表取締役 矢田 明子よりコメント

自分の中でわき上がった問いや、社会の抱える課題に向き合うために、起業へと踏み出して7年が経ちます。

その間、一緒に事業を創る仲間たち、支え応援してくれる人たち、そして多くの地域の方や企業の皆さんがこの未来づくりに参画し、共に具現化してくださいました。こうした実験的な取り組みのプロセスを通じて、私たち自身も、役割やあり方を大きく進化させることができたと思います。

Community Nurse Companyという創業時の社名は、「Company」のもつ「仲間」という意味に惹かれて名付けたものですが、まさにその通りに進んでくることができました。皆さんと培ってきたこれまでを、ここからの未来に向けて、株式会社CNCと社名を更新します。

変わらず地域社会や仲間を大切にしながら、変化し続ける現代社会の「今」を捉え、過去の役割や事業にとらわれることなく自らも変化し、よりよい未来づくりに貢献する実験的な取り組みに挑戦する会社として、背筋を伸ばしていこうと思います。

 

 

<株式会社CNCについて>

「”生きる”を、進化させる。」というミッションを掲げ、あらゆる人の”生きる”に参与する。代表の矢田明子が島根県の雲南市で「コミュニティナース」と名乗って活動を開始してから7年でCommunity Nurse Company株式会社(現株式会社CNC)を創業。コミュニティナーシングを担う人材の育成、企業や自治体と共同での社会実装、人の心身の健康に寄与する実践に関する研究開発を行う。