コミュニティナースプロジェクト 第9期募集要項(受付終了)
コミュニティナースプロジェクト 第9期 募集要項
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◆コミュニティナースとは
看護などの専門性を活かしながら、既存の制度や病院・施設などの枠組みにとらわれることなく、暮らしの動線に飛び出して自由で多様なケアを実践する専門人材で、元気なうちから住民と知り合い、“毎日の楽しい”と“心と身体の健康と安心”を住民と一緒につくる存在です。実践の中身や方法、頻度などは、その人それぞれの実践があり、100人100通りの実践が個々人の意志やできる範囲のことからコミュニティナースとしての実践が社会に少しずつ広がり始めています。
また「コミュニティナース」は資格制度ではありません。資格を取得すれば何かしらの稼ぎを得ることができる「手段」ではなく、コミュニティの中で制度や枠組みにとらわれないケアを地域の人たちと実践している方々の「在り方の総称」と位置付けています。
※コミュニティナースに関するよくある質問はこちらをご確認ください。
◆コミュニティナースプロジェクトとは
コミュニティナースプロジェクトは、コミュニティナースへの第一歩を踏み出すあなたとつくる社会実験プログラムです。2016年より始まり、これまでに8期128名の修了生を輩出しています。
講座は、座学1割、実践9割で構成されていて、コミュニティナースとその特徴的なアプローチを座学で学び、その後は、対話や実践形式の内容になっています。
対話や実践の中では、あなたらしい関心と情熱にもとづいたアクションプランを講座期間中にチャレンジします。チャレンジ後は、振り返りのセッションを通じて、より地域や周りにいる「まちの人」の声も踏まえた取り組みになるよう後押しをしていきます。講座期間中には先輩コミュニティナースによるナビゲーターセッション(オンラインでの面談)を実施し、先輩の目線からの問いかけやフィードバックの機会を設けています。
◆講座の特徴
- あなた自身がつくる「アクションプラン」に寄り添ったフィードバックと実践のサポート
- 地域での合宿型フィールドワークなど、実践を重視した構成
- 講座を修了した後も続く、全国に広がる同期や先輩たちとのコミュニティ
◆こんな方に講座をおすすめしたい!
- 「街に出て、看護などの専門性を活かした活動を始めたが、なかなか活動がうまく広がらない。」
- 「地域で、まちの人が元気なうちから日常的に関わることで、健康をサポートしたり、病気の重症化を防ぎたい。」
- 「看護師として培った技術を、医療だけに捉われないまちづくりに活かしたい。」
- 「地域や社会から求められることだけでなく、「私の好きや強み」を活かした自分らしい看護を実践したい。」
◆受講者の声
- モデルケースを見ることで、自分が地域で活動するイメージが湧きました。どこか躊躇していた想いが払拭され、動き出す活力を得ることができ、とにかくやってみる!という気持ちや、コミュニティナースとして活動していくことの自信がつきました。(第6期 看護師)
- 参加前後で、地域で活動するスピードが明らかに違うと感じます。自信がついたためか、地域に入り込むことに積極的になれました。(第6期 看護師)
- 習うのではなく、実践するためのヒントを得る場。教えてもらうのではなく、あくまでも自分で考えて動いていく。この講座で出会った人々とのご縁こそ、財産だと思いました。(第6期 看護師)
※修了生の、講座へ参加しての学びや、講座へご興味がある方へのメッセージを掲載中。ぜひご覧ください。 http://community-nurse.jp/category/footprint
◆スケジュール(予定) ※場所や日程は変更する可能性があります。
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日程 |
内容 |
場所 |
第1回 |
2019年7月12日(金) |
コミュニティナースの役割と特徴 コミュニティナースとしての特徴的なまちの人へのかかわり方、 アクションプランを共有して、関心と情熱を明らかにする 現時点でご自身が取り組みたい |
東京都内 |
第2回 |
2019年7月13日(土) |
地域の暮らしの動線の中でアクションプランを試してみる 地域の暮らしの動線を舞台にコミュニティナースを体験します。 |
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第1回ナビゲーターセッション 先輩コミュニティナースがリードして、ご自身のアクション |
オンライン |
第3回 |
2019年8月22日(木) |
合宿型フィールドワークでアクションプランを実行する 2泊3日の合宿型フィールドワークです。地域で暮らすまちの人の |
長野県 |
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第2回ナビゲーターセッション 先輩コミュニティナースがリードして、ご自身のアクション |
オンライン |
第4回 |
2019年9月14日(土) |
出発式 講座での気づきや学びをふりかえり、今後のアクション |
東京都内 |
◆受講要件
- 講座の全日程に参加できること
- アクションプランを実践する地域や活動場所をもっている、または講座期間中に探す意思があること
- 事前課題や講座期間中に自分の活動地域で実践活動に取り組めること
- 自分の関心や情熱に基づいたアクションプランを受講生とオープンに話し合えること
- 看護師免許を持っていること※
※看護師免許を保有されていない方でも、本プログラムに参加することを通じて、
健康的なまちづくりの実践を加速されたい方は、事務局までお問い合わせください。
過去には、管理栄養士、介護福祉士、作業療法士や一般企業社員の方も参加しています。
※定員:20名(最低催行人数:10名)
受講数が10名を下回った場合は、催行を見送る場合もございますので、予めご了承ください。
◆受講料
100,000円(税別)
※合宿型フィールドワーク(第3回講座)にかかる現地での宿泊費・飲食費などの実費(40,000円程度(予定))は、別途ご負担をお願いいたします。
◆受講までのながれ(受付終了)
・応募方法:応募フォーム(https://forms.gle/cKSgZTQuVDQZDrn29)へ記入後送信してください。
・応募期間:2019年5月13日(月)~2019年6月7日(金)
・選考方法:書類審査を通過された方に、オンライン(Skype、Zoom等)での面談を案内します。
面談では、応募フォームの内容を確認させていただき、
また講座に関する質問をお受けして、納得して受講できるようサポートします。
・選考結果:2019年6月14日(金)までに、ご記入いただいたメールアドレスにお知らせします。
◆講師紹介
・土田 ひとみ(つちだ ひとみ)
コミュニティナース(CNPJ第5期修了生)
安本佛像彫刻工房女将
看護師として総合病院等で12年勤務したのち、2017年から奈良県東吉野村で行政モデルのコミュニティナースとして活動を開始。 2019年4月より奈良県奥大和を中心に、コミュニティナースの育成・広報等に携わる。 安本佛像彫刻工房の事業が地域活性に繋がると評価され、2019年 第5回南都銀行ビジネスプラン事業化支援PROJECT グランプリ受賞。現在、仏像彫刻家の夫と共に、ナースと仏像彫刻を掛け合わせた新規事業の立ち上げに取り組んでいる。
・友廣 裕一(ともひろ ゆういち)
一般社団法人 つむぎや 代表
リソース・コーディネーター、雲南市地方創生アドバイザー
1984年大阪生まれ。大学卒業後、日本全国70以上の農山漁村を訪ねる旅「ムラアカリをゆく」へ。各地の暮らしに寄り添いながら、どのような人たちがどのような想いで生きているのかを学ばせてもらう。東日本大震災以降は、宮城県石巻市•牡鹿半島の漁家の女性たちと共に浜の弁当屋「ぼっぽら食堂」や、鹿の角を使ったアクセサリー「OCICA」などの事業を立ち上げ、市民中心の豊かなコミュニティ形成を手がける。震災後に新たに生まれたものづくりの物語を届けるWEBメディア「東北マニュファクチュール・ストーリー」の運営も行う。
◆合宿型フィールドワーク先
合宿型フィールドワークの開催地は、長野県軽井沢町に決定しました。
軽井沢町でのプロジェクト推進パートナーは、「ほっちのロッヂ」
元々里山だった少し小高い丘と小さな小川が流れる林の中にある診療所とデイサービス。2020年4月に開業を予定している在宅医療の拠点です。
8月22日から24日の2泊3日のフィールドワークでは
地域で暮らすまちの人の「楽しい」や「こころとからだの健康」を育む場所を
一緒につくりつつ、ご自身の実践を前に進めるヒントを探ります。
https://community-nurse.jp/1357
◆お問い合わせ
Community Nurse Company(コミュニティナースカンパニー) 株式会社
コミュニティナースプロジェクト担当:藤田・森本
e-mail : info@community-nurse.jp